新年を迎えて

新年あけましておめでとうございます。
会員の皆様には健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年10月の衆議院議員選挙に引き続き7月に行われた参議院議員選挙においても自民党は過半数を割り少数与党となりました。更には公明党が連立を離脱したため新たに自民党は維新と連立を組むことになり、大きく政局が変化しました。
高市内閣総理大臣所信表明の冒頭「国家国民のため、政治を安定させる。政権の基本方針と矛盾しない限り、各党からの政策提案をお受けし、柔軟に真摯に議論してまいります。国民の皆様の政治への信頼を回復するための改革にも全力で取り組んでまいります。それが国家国民のためであるならば、決してあきらめない。これが、この内閣の不動の方針です。」と表明しています。この言葉を尊重し、私たちも先の両党の方針を理解して納税者の為の活動をしていくことが重要と考えます。
千葉県税理士政治連盟の国会議員16の「税理士による国会議員の後援会」のうち、自民党及び立憲民主党とでほぼ半数ずつとなっています。これは他の単位会と違い千葉県会の大きな特徴となっています。今後はこの特徴を活かし両党の方針を踏まえ政治連盟の活動をしていきたいと考えています。
具体的な活動として昨年7月から8月にかけ後援会を通して早期陳情を行い、また令和7年10月2日、国会陳情として118名の会員出席により国会議員会館での一斉陳情を行い、令和8年度税制改正要望をしっかりと議員に伝えました。当日参加していただいた会員の皆様には心より感謝申し上げます。
日本税理士政治連盟の目的は、「日本税理士会連合会の方針に添い、税理士の社会的、経済的地位の向上を図るとともに、納税者のための税理士制度及び租税制度並びに税務行政を確立するため、必要な政治活動を行うことを目的とする。」とあり、日本税理士会連合会に与えられている「建議権」を具現化するための政治活動を行っています。
「税と政治とは一体」と言います。税理士会の要望実現のためには政治の力が不可欠となります。本来、税理士会が行うべき活動ですが、税理士会が特別法人であるが故に税政連が結成され、税政連によって政治活動が行われています。その政治活動の結果はすべての納税者が享受し、税理士の社会的な地位の向上という形で会員に還元されます。
ただ、残念なことに首都圏において税理士政治連盟の加入割合が減少し組織率が低迷しています。千葉県税理士政治連盟もご多分に洩れず組織率向上に苦戦を強いられている状況にあります。より多くの税理士に税政連の活動を理解して欲しいものです。税政連の活動は納税者の為の活動となっています。
また、多くの会員税理士から、「税法が複雑になりすぎている。特にインボイス制度、所得税の所得控除は複雑すぎて経理処理・税額の計算が大変だ」という声を聞きます。納税者の為にも税の簡素化を図るべきです。
令和6年10月からの衆議院議員選挙・参議院議員選挙において、与野党の勢力図に大きな変化がありました。本年は、税理士政治連盟の活動が重要な意味を持つ予感がします。
具体的には、後援会を通しての活動になりますが、しっかりと国会議員の先生方をご支援し、我々の要望を聞き届けていただくことになります。本連盟には殆どの支部に後援会がありますので、後援会活動に皆様も参加されては如何でしょうか。事務所発展の一助にもなります。
本年も本連盟の活動に一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。本年が会員皆様にとって素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
千葉県税理士政治連盟
会長 美保 哲夫