会長就任あいさつ

令和5年7月14日、千葉県税理士政治連盟第55回定期大会において会長を仰せつかりました美保哲夫です。今後とも宜しくお願いいたします。今大会は会員200人が出席し、野田佳彦元内閣総理大臣を初めとし各政党代表、太田直樹日本税理士政治連盟会長他、多くのご来賓をお迎えして、盛大に開催することが出来ました。また、大会において執行部提案の議案全てが原案通り可決承認されました。また、議案への質問・貴重なご意見をいただきました会員には心より感謝申し上げます。大会後の国政報告会では、齋藤健法務大臣・渡辺博道復興大臣他10名の国会議員及び熊谷俊人千葉県知事にご挨拶をいただきました。更には、懇親会の席上で長浜博行議員、神谷俊一千葉市長よりご挨拶をいただき楽しい充実した時間を過ごすことが出来ました。新型コロナウィルス感染症が2類から5類に変更になり、久しぶりの会場への出席を前提とした大会・国政報告会・懇親会の開催でご協力いただいた会員の皆様、またご苦労された執行部の皆様にも心より感謝申し上げます。
昨年の千葉県税理士政治連盟の活動については、令和4年10月13日、3年ぶりに124人の会員により国会議員会館での一斉陳情を行い、令和5年度税制改正要望をしっかりと議員に伝え、インボイス制度等税制改正の一部を実現することができました。また令和4年7月に行われた第26回参議院議員通常選挙において当連盟の推薦した候補者3名全員が当選を果たすことができました。
「税と政治とは一体」と言います。税理士会の要望実現のためには政治の力が不可欠です。後援会を通してしっかりと国会議員の先生方をご支援していきたいと考えております。本連盟には24の「税理士による国会議員等の後援会」があります。千葉県は、他の単位税政連と比較して活発な後援会活動を行っております。会員の皆様におかれましては、ぜひとも後援会活動に一緒に参加され、陳情等を経験されてはいかがでしょう。
令和4年度は、千葉県税理士会員2,530人に対し税政連会員は1,474人で組織率は58.3%となっています。日本税理士政治連盟の目的は、「日本税理士会連合会の方針に添い、税理士の社会的、経済的地位の向上を図るとともに、納税者のための税理士制度及び租税制度並びに税務行政を確立するため、必要な政治活動を行うことを目的とする。」とあり、日本税理士会連合会に与えられている「建議権」を具現化するために必要な政治活動が必須です。「納税者のための税理士制度及び租税制度並びに税務行政を確立するため」活動を行うことにより、税理士法第一条(税理士の使命)「独立した公正な立場において・・納税義務者の信頼にこたえ、納税義務の適正な実現を図る」ことにより税理士事務所の存続・発展に繋がっていくものと理解しています。税政連に未加入の会員の皆様は、是非税政連へのご加入をよろしくお願いいたます。
千葉県税理士政治連盟
会長 美保 哲夫